小学生お断り!「コロコロアニキ」でダッシュ四駆朗伝説再び

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コロコロアニキ 商品レビュー

「コロコロコミック」。僕は今年で35歳になりましたが、同年代くらいの方でこの月刊漫画本を知らない男性はいないで しょう。いたとしたらきっとボンボン派ですね?分かります。

 

こんにちは。かの地からスタッフの興介です。
今日はコロコロコミックを少年時代に読んでいた人に向けて創刊された「コロコロアニキ」のご紹介をします。

 

コロコロアニキ

 

数か月前に、「コロコロアニキが創刊される!」という話題を目にして「コロコロコミックは子供の頃に読んでたから良 かったのであって、そんなの大人向けに出して誰が買うんだよ…。」と思ってましたが、買ったのは僕でした。

 

だって!付録が凄い!!なんと付録は

ダッシュ3号「流星(シューティングスター)」ゴールドメッキボディ

ですよ!買うしかないでしょう!これは欲しい!ミニ四駆をちょっと前に始めて、すぐやらなくなっちゃったけど欲しい!理由?そんなものはない!だって欲しいんだもん!

 

と、子供のように奥さんの顔をチラっチラっと見ながらレジに持っていきました。価格はちょっと高めの750円。子供の 頃では買えない価格です。でも、そこは大人ですから。買えちゃうんです。レジの店員さんになんと思われようが気にしません(でも女性じゃなくてちょっとホッとした)。

 

 

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コロコロアニキで心が、ときめく

コロコロアニキを買う時が、ここ10年くらいの間で一番レジに持っていくまでの間ニヤニヤできた本なのは間違いないです。子供たちが寝静まった夜まで待って、早速読んでみました。ページをめくってすぐに目に飛び込んできたのは

 

「ミニ四駆PROシューティング”プラウド”スター2015年7月発売決定!」

 

ミニ四駆PROシューティング”プラウド”スター2015年7月発売

 

のイメージ図とデザインイラスト。なんだこれ!欲しい!と、子供の頃からあまり進化してない僕の「男の子」の部分を グイグイ揺さぶってくれます。そしてページをめくると…

 

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付録のゴールドメッキボディを使用したパーツも含めた改造の提案。

ただ一言、カッコいいいいいい!!肉抜きをしてメッシュを貼るのは定番ですが、ゴールドとブルーの色合いがレースっぽくてたまりません。

 

ヤバい。これにしたい。畳み掛けてきます。こんなに攻撃的だったっけ?コロコロコミック。

 

 

そういえば、子供の頃は四駆朗が頭につけてる羽根が欲しいと思ったもんです(確か羽根がバッテリーチェッカーになってる)。このダッシュ四駆朗、「ハイパーダッシュ四駆朗」として再連載されているんですが、舞台は「その後」という設定で皇(すめらぎ)さんもちょっとダメな人な設定として出てきます。ちょっとギャグ要素が強くなってるというか。

 

でも、読めちゃうんですよねぇ…。子供の頃と同じテンションの漫画だったら厳しいんですが、作者も読者も年齢を重ねているので、ダッシュ四駆朗に限らず全体的に「絵はそのままで大人向け」に仕上がってます。このバランスが凄い。「つるピカハゲ丸」でお馴染みの、のむらしんぼ先生(今年還暦、御年60歳)の「コロコロ創刊伝説」では、別れた妻と家族からなんの反響もなかった話も登場したりして、その辺も「成長した大人」も読めるようになってます。悲しいぞ、のむら先生…。

 

初代コロコロコミックが創刊される時、名前の候補は「ホームランコミック」と「コロコロコミック」だったそうで、なぜコロコロという名前になったかについても触れられています。

 

コロコロ転がってるイメージが子供たちにふさわしい。子供の人生は長い。この先何度も何度もつまずくだろう。つまずくたびに起き上がって、また転んでは起き上がる。子供の人生は七転び八起きさ。そんな子供たちを励ますような雑誌。それがコロコロコミックなんだ。

 

こんな意味がタイトルに込められていたとは知りませんでした。思えば愛読していた小学生の頃から今まで何度もつまずきました。それはコロコロコミックを卒業した後も延々と続いて現在に至るんですが、コロコロを読んでる自分って根っこの部分はあんまり変わってないんだなと再認識できたような気がするので、七回転んでも八回起き上がればいいだけ!って精神で頑張ろうと思えました。ありがとうコロコロコミック、いや、コロコロアニキ。

 

 

コロコロアニキでのオススメ漫画

 

 

読み進めながら、「そうだったなぁ~。こんな感じで広告が入ってて…」と感慨深く見入ってたんですが、広告もスピリッツやビッグコミック、DIMEの広告だったりします(笑)。さすが大人。小学生お断りです。

新日本プロレスの中邑選手を主人公としたギャグ漫画「イヤァオ!ナカムラくん」は個人的にかなり面白かったし、サラリーマンが主人公のギャグ漫画なのに、ギャグの次のコマで毎回現実的になっちゃう「でんじゃらすリーマン邪」も良かった。コロコロ=ギャグ漫画は王道ですね。

 

 

当時のままの絵とテンションで描かれているのは「かっとばせ!キヨハラくん」でした。

 

かっとばせキヨハラくん

 

清原氏も細かった時代のキヨハラくんです。なんて潔い。僕は今の清原氏の風貌よりも漫画のキヨハラくんのイメージを持ってます。

 

 

コロコロアニキ世代の務めは、遊びの伝導

 

ところで、コロコロアニキにも掲載されていましたが、ガンプラは今年で35周年だそうです。こうゆうの見ると、数年ぶ りにガンプラ作ってみるか~!って気になっちゃいますよね。個人的に好きなのはガンダムMk-II(RX-178)なんですが、ガンダムを見た事はほぼありません。でもガンプラは大好きだった。何かを組み立てていく楽しみは、TAMIYAのミニ四駆とバンダイのガンプラに教わりました。そんな小学生は僕だけじゃなかったはず。

 

TVゲームでドラクエをやってパーティーを育てたり、スーパーマリオブラザーズ3に熱中したりもしましたが、当時の小学生はミニ四駆やガンプラで遊ぶ「みんなとの遊び」もうまく両立させてましたよね。もちろん外でケイドロやったり。最近の子も絶対こういった遊びをしても面白いと思うんだけどなぁ。「田宮模型の仕事」という本で田宮俊作さんも同じような事を書いてました。子供は本来作る事が好き。だからミニ四駆の波もまた来るんだと。ガンダムを知らなくても僕がガンプラを楽しんでいたように、今の子達もガンプラをやってみると「面白い」って思うんじゃないでしょうか。

 

 

そんなガンプラですが、ガンプラエキスポジャパンツアー2015が開催中です。日程は

 

    • 福岡(福岡パルコ)4/24-5/6
    • 仙台(仙台パルコ)5/21-6/7
    • 札幌(札幌パルコ)8/28-9/13
    • 広島(広島パルコ)9/18-10/12
    • 大阪(大阪タカシマヤ)11/5-11/9

 

となっています。どうやら、クリアバージョンのガンプラなんかが限定で販売されるみたいですね。ホビージャパンを毎月買っていた身としては、こうゆうのを知らされると行きたくなっちゃいます。

 

 

コロコロアニキ、とにかく買うべし

 

 

いやぁ。コロコロアニキ、堪能させていただきました。実際に読んでみるまで「大人が読んで面白いかな?」と思う部分もありましたが、全く問題なくかなりおもしろい部類です。こういった「リアルに手に取って見る」漫画や情報媒体って新鮮です。誰かと「今月のコロコロアニキ読んだ?」って話がしたいですもん(笑)。

 

コロコロコミックの当時は、駄菓子屋で買ったお菓子とポリジュースを飲みながら友達と語らったもんですが、今だと安居酒屋でビールを飲みながら焼き鳥をつまみつつ語らうんでしょうね。でもそんな大人になったんだなぁと改めて思います。

 

子供の頃、自分が35歳になるなんて想像もしてなかったし、高校生の自分すら想像できなかった。当時の自分が今の自分を見た時に、「おもしろい事を僕は大人になってもやってるんだなぁ」と思うような自分でいたいです。付録欲しさに手に取ったコロコロアニキで色々考えさせられるとは思いもしませんでした(笑)。

 

そうそう、大事な付録のダッシュ3号「流星(シューティングスター)」ゴールドメッキボディ。

早速開封の儀を行いました。ゴールドメッキってのも男の子の憧れのひとつでしょう!ブロンズクロスよりゴールドクロスですよ!聖闘士星矢でもそう決まってるんです!

 

コロコロアニキ2号の付録シューティングスター

 

シューティングスターゴールドメッキボディ

 

めちゃめちゃカッコいいじゃないですか。どうですかこのルックス!

 

よーし、以前買ったアバンテを早速シューティングスターのボディに付け替えるか!と、裏面を見ると…。

 

シューティングスターゴールドメッキはMSシャーシ/MAシャーシに対応

 

僕のアバンテはARシャーシでした…。
そんな理由で、今回は袋から出していません。本当は「どうだこのカッコよさ!」って感じで見せつけたかったんですが…。残念。

 

※最近のミニ四駆事情を知らないあなたに説明すると、今のミニ四駆はかつての「1種類のシャーシ」ではありません。進化に進化を重ね、

MAシャーシ
MSシャーシ
ARシャーシ
スーパーⅡシャーシ
VSシャーシ
スーパー1シャーシ
スーパーXシャーシ
スーパーXXシャーシ
スーパーTZシャーシ
スーパーTZ-Xシャーシ
スーパーFMシャーシ
の種類に別れているんです。参考:TAMIYAミニ四駆シャーシ一覧

 

どうです?頭痛くなってくるでしょう?これが田宮模型の本気ですよ。そして、一番恐ろしいのは「好きなパーツを好きなだけ買えちゃう大人」になってるという現実ですよ。となったら買うしかないでしょう。前回は、そんな感じで1台のマシンを組み上げるのに5千円以上使ってしまいました…。久しぶりにTAMIYAのサイトを見たら、アバンテJrイエロースペシャルなんて物も発売されてるじゃないですか。しかもクリアーボディ。欲しい!

 
 
いやぁ、しかしシャーシが持ってるミニ四駆と合わないとは…。
新しいミニ四駆、買わないといけないなぁ。
(奥さんをチラっチラっと見る)