日本のお正月の風物詩と言える映画を紹介します

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映画

今日はミスターTです。
日本人なら誰もが知っている、超有名作品『男はつらいよ』シリーズを紹介します。
皆さんも一回くらいは見たことあると思います。
yjimageGT0Q6L7Q 全部で48作品もある、ギネス記録にも認定された凄い名作です。
一度に全部を紹介するのは無理なので、おススメ作品を少しと、シリーズの魅力などを紹介したいと思います。
①シリーズの魅力

②おススメの作品

③名セリフ

④渥美 清

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シリーズの魅力

少し考えても沢山の魅力がある名作ですが、自分なりに色々考えてみるとまず「安心感」があると思います。
ストーリーもかなり様式化されていますが、マンネリと言うよりも「偉大なる継続性」と呼びたいですね。
yjimageJEM4QFN9テレビの時代劇にも言えることですが、見ている時に感情がマイナスの方向にならない事です。
ダイナミックな展開などはないですが、必要以上に疲れたり、嫌な気分になることはないですし最後はほのぼのした気分で終われるのは映画にとって良いことですよね。
そして、周りの脇役が最高にイイです。
yjimageQIXV0SFX妹のさくら、さくらの夫博、さくらの息子満男、おいちゃん、おばちゃん、たこ社長、源公、などなど・・・みんな個性的で暖かくて何より全員が寅さんを心配している。
最近は聞かなくなりましたが、「人情」これが土台にあり、その上に優しさや愛そして思いやりを積み重ねて物語を紡ぐ「山田 洋次」監督の最高作です。

おススメの作品

まだ全作品はコンプリートしていないのですが(本格的に見始めたのが主演の「渥美 清」さんが亡くなってからなので・・・)
シリーズでも珍しい複数回「マドンナ役」で登場する「浅丘 ルリ子」演じる「リリー」の出演作です。
yjimageT7T92F4R『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』そして最後の作品になる『男はつらいよ 寅次郎紅の花』の2作品です。
やはり「寅さん」と一番相性が良さそうなのは「リリー」だと思いますし、数々の大女優が演じてきた「マドンナ役」の中でも個性的で魅力的だし、なによりも
奔放さで「寅さん」と同じぐらいなのは彼女だけでしょう。
ストーリーなども安心のいつもの「寅さん」ですが最後の作品になった紅の花ではもしかして・・と思うくらい二人の恋が上手くいきそうでした。
他の作品もすべておススメできますが、リリーの出演作は特にいいです。

名セリフ

「男はつらいよ」の魅力に「渥美 清」の落語家さながらの軽快なしゃべりがありますが、様々な名セリフはでてきた瞬間に「キター」となる
ファンお待ちかねのお約束です。
『それを言っちゃあお仕舞いよ』は特に有名ですし、代名詞のようになっていますが他にも色々あります。
柴又に帰ってきた時に言う『相変わらず馬鹿か』やテキヤの商売口上もいいです。
yjimageMT3HD7D4『結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻の周りは糞だらけ』『見上げたもんだよ屋根屋のふんどし、たいしたもんだよ蛙の小便』
『四谷、赤坂、麹町、チャラチャラ流れる御茶ノ水、粋な姉ちゃん立小便』などなど。
流暢に語られる、極めのセリフはかなりいいです。

渥美 清

寅さんのイメージが強いですが、実際の人物像は正反対だったみたいです。
少年の頃から体が弱かったせいでラジオの落語放送ばかりきいている内向的な性格だったようです。
しかし、芸歴のスタートのコメディアンから始め。
演技派俳優として、地位を確立している彼なのに「寅さん」のイメージお守るために他の出演作をセーブしたり。
亡くなる寸前まで出演していることには、頭がさがります。
yjimageV2M2QJVU最後は立っているのもやっとだったらしいですね。
あと2作で完結する予定だったみたいなので、見てみたいですが。
ここまで頑張ってくださった「渥美 清」さんに感謝し、冥福をお祈りします。