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DMMが始める「DMMバヌーシー」でお手軽一口馬主体験

投稿日:2017年7月17日 更新日:

競馬というものがあります。

公営ギャンブルとして存在している競馬ですが、何もお金を賭ける楽しみだけではありません。僕は競馬を10年くらい見ていますが、長年やるほどに面白さを感じています。
それは予想もつかないレースがたまにあったり、好きな馬が活躍することだったりもしますが、一番の面白さは「応援していた馬が親になって今度はその子供が走る」ということでしょう。

競走馬というのは、2歳でデビューして早ければ3歳~5歳で引退して種牡馬(親)になる馬もいます。
そして種牡馬になった馬の子供が3年すれば走り出すので、世代交代というかサイクルが非常に早いのも特徴のスポーツです。

さて、この「競馬」というスポーツですが、馬にはそれぞれ馬主(うまぬし)が存在します。
この馬主って競馬が好きな人はとっても憧れるんですが、有り余るほどのお金を持ってないと無理ですしJRAの規定もあってそう簡単になれるものではありません。

1頭の馬を複数人で出資して購入する一口馬主というものもありますが、採算を考えると手を出しにくいですよね。
そういった面では、DMMが始める「DMMドリームクラブ(DMMバヌーシー)」は画期的なシステムになるかもしれませんので、今回はそのお話です。

 


一口馬主って何?歴代の一口馬を見てみよう

DMMバヌーシーで一口馬主

ドリームジャーニー

競走馬には、1人の馬主が持つタイプだけではなく1頭の馬の料金を複数人で割る「一口馬主(ひとくちうまぬし)」が存在します。
これは何かというと、各クラブ(馬の管理を請け負うイメージの組織)が「この馬は〇〇万円で出資出来ますよ~」募集をかけて、素人でも気に入った馬がいればお金を出して購入できるシステムです。

馬の値段は基本的に数千万円以上しますから、これを出資人数で割って一口いくらで安く購入できるわけです。
馬の金額が高くても、口数が多ければ10万円以下で購入出来る場合もありますし、口数が少なければ100万円以上することもあります。

一口の馬で活躍した馬なんているの?と思いがちですが、今の時代は個人馬主が減ってきていて、クラブ馬(一口馬)の活躍が目立っているんですよ。

過去の一口馬の購入金額と一口辺りの配当を見てみましょう。

引退した馬の歴代配当トップ4

馬名 一口価格 獲得賞金 配当
ジェンティルドンナ 85万円 17億2,602万円 4,315万円
オルフェーヴル 150万円 15億7,621万円 3,940万円
ブエナビスタ 100万円 14億7,887万円 3,697万円
ヴァーミリアン 60万円 11億6,861万円 2,921万円

今現在活躍中の馬の配当トップ4

馬名 一口価格 獲得賞金 配当
リアルスティール 200万円 7億5,934万円 1,898万円
イスラボニータ 60万円 6億5,730万円 1,643万円
ラストインパクト 7万円 5億1,582万円 103万円
ドリームバレンチノ 10万円 4億9,309万円 246万円

どうでしょうか?上位の馬はさすがに一口の金額が高い物が多く、安くても10万円近くします。

さらに費用は馬の金額だけでなく、馬の面倒を毎日見てくれる「厩舎」と呼ばれる所に入れて世話をしたり調教(競馬の練習やトレーニング)をするので、毎月の厩舎料がかかります。
これがだいたい1頭につき50万円かかると言われているので、これを出資口数で割って毎月支払うわけですね(100口の馬であれば1口で5,000円)。さらにクラブ会費が3,000円程度かかったりもします。

つまり、毎月1万円は出費を覚悟する必要があるわけです。これはレースに出走しない月でも当然かかりますし、ケガをして休んでいる期間があってもかかります。

もちろん、一口馬全てが活躍するわけではなく「走るには走ったけど成績がパッとしない馬」の方が多いです。残念ながら9割はこの部類でしょう。
でも、上記のような馬を引き当てて巡り合うことが出来たとしたら…。夢も広がりますし何より楽しいでしょうね。

 


DMMドリームクラブが現在所有している馬

さて、今回のDMMドリームクラブ(バヌーシー)ですが、目玉として初年度から夢を感じさせる良血馬を落札しています。

近親 価格
ディープインパクト×ドナウブリーニ ジェンティルドンナ 3億7000万円
ブラックタイド×シュガーハート キタサンブラック 1億4500万円
ディープインパクト×ラヴズオンリーミー リアルスティール 1億6000万円
ディープインパクト×ベネンシアドール デニムアンドルビー 1億9000万円

※サービス開始時には、上記の馬以外にも合計9頭の募集を開始するとのこと

DMMドリームクラブが所有する馬

個人的にはジェンティルドンナの妹よりもデニムアンドルビーの弟が気になります。デニムアンドルビーはケガさえなければもっと活躍してたと思いますし。

落札価格を見てもそれぞれビックリするような金額ですが、DMMドリームクラブは各馬の募集口数を「最大1万口」としています。最低でも40口くらいだった今までの一口クラブ馬と比べて物凄い口数です。

でもジェンティルドンナの全妹(両親が同じ)が4万円で出資できるのって凄くないですか。
DMMドリームクラブという名称なので「ディーエム」とかの冠名を付けるのかな?と思ってましたが、冠名は付けないとのこと。

企画をした人はダビスタやウィニングポストが好きということなので、冠名を付けないというあたりもユーザー目線でいいなぁと感じました。

ところで、DMMドリームクラブでは更に画期的なことに毎月の預託料(厩舎代)を前払いするんだそうです。

これはどういう事かというと、6歳末までにかかるおおよその費用を先に計算しておき、預かり金として前払いというシステムになっています。

6歳末よりも早く引退した場合は、残りの預り金を返金してくれるというわけですね。
馬の預託料に維持費や手数料をプラスしても馬の価格にプラス1~3万円程度なんじゃないかな?と思うので、良血馬が破格の値段で買えそうです。

口数が多いので配当は下がりますが、それよりも夢を買いたい!という人は今回のDMMバヌーシーは画期的な物になるんじゃないでしょうか?
各購入馬の募集1万口は全てすぐ埋まるんじゃないかな?と個人的には思ってます。

そして面白いのが、DMMが買っている馬は当歳馬(0~1歳)がメインであること。

DMMバヌーシーは「感動体験の共有」をテーマにしているそうで、すぐにデビューしてそれからの活躍のみを追いかけるのではなく、デビューするまでの過程から楽しんでもらおう。というのが意図のようです。これがリアル競馬ゲームと感じる由縁。
これって馬自体にハマってしまうと間違いなく競馬好きになるシステムだと思います。ギャンブルではなくロマンですよね。

馬という生き物と世話をする厩務員と調教師、そしてそれに乗るジョッキー…と、色々なドラマが1頭の馬に詰まっているのも感じられるんじゃないでしょうか。

1万口を管理とかできるの?大丈夫なの?と感じるかもしれませんが、その辺りもDMM証券で培ったノウハウがあるので問題ないとのこと。
今後のDMMドリームクラブの動向が気になりますね。DMMドリームクラブの成功次第では、他の一口クラブも追随するところが出てくるかもしれません。

 


専用アプリでスマホから馬の状態をチェック可能

DMMバヌーシーで牧場や厩舎をチェック

DMMドリームクラブではWEB事業をしてきた強みを生かし、iOSとAndroidの専用アプリ(DMMバヌーシー)を用意しており、アプリ上で馬を購入することが出来るんだとか。課金ですね。

そして、自分の持ち馬のレース結果や入出金履歴、厩舎の近況動画を週5日ペースで見れるそうです。
ノーザインファーム等の牧場の映像も見ることができ、今後は更に協力してくれる牧場を増やすことで各牧場の様子が見れる機能も強化していく予定となっています。

レースや調教だけでなく、競争馬が産まれてからデューするまでの軌跡なども見せていくとの事ですから、今まであまり目に触れる機会のなかった物が見れるようになるというのはいいですよね。

半分リアル、半分バーチャルなイメージでしょうか?まさにリアル競馬ゲームです。どこかやってくれないかなぁと思っていたシステムを、ついにやってくれた会社が現れた!という感じです。
正直、世にある様々なスマホゲームに課金するくらいなら、DMMバヌーシーで馬を購入して課金した方が絶対に長い目で見て楽しめるんじゃないかと思います。

今回、競馬界と全く関係ない所からの参入があったことで、競馬界が活性化していくんじゃないかな?という期待を少し持っている人って僕以外にも多いんじゃないでしょうか。

競馬界って村社会で、閉ざされてるんですよね。一般の人が踏み込んだり見たりすることが中々出来ない所が多々あります。
JRAでなく全く関係のないDMMがそこに風穴を開けようとしているというのも皮肉ですが、DMMには頑張って欲しいです。

競馬のレースだけを見せるのではなく(勝ち負けだけでなく)、月曜日から金曜日までの馬券が買えない日でも競馬…というより競走馬にスマホ上ででも触れ合う機会があるというのは画期的だと思います。
しかもそれが自分が出資した馬ならなおさらですよね。

DMMドリームクラブのDMMバヌーシーはJRAに風穴を開けるか

個人的には、近年の競馬界における「エージェント制度」や「簡単な騎手の乗り替わり(交代)」に関しては競馬熱を冷めさせてしまう要因の1つになりかねないと危惧しているので、その辺りもDMMドリームクラブが風穴を開けてくれないかな?と期待しています。

エージェントというのは、馬に騎手をあてがって仲介料をもらう人のことですが、競馬新聞の関係者等が副業でしている場合が多いです。それって公正じゃないんじゃないの?という批判もあって若干エージェントという制度が変わるんじゃないか?と言われていますが、DMMドリームクラブにはぜひエージェント無しで騎手へ直接交渉してもらいたいなと思います。もしくは騎手からDMMへの直接交渉とか。

そしてレース前には調教師や馬主に気を使って腹の探り合いのようなコメントやオブラートに包んだ嘘くさいコメントを出すのではなく、調子が悪い時はハッキリと調子が悪い。と言ってくれるような公正な発言権のあるクラブになってほしいです。

今のエージェント制だと少しのミスで騎手が乗り替わりになってしまいますし、ミスが無くても大レースでは若手騎手から外国人騎手への乗り替わりなんてしょっちゅうです。
出来れば人馬一体、引退するまで同じ騎手が乗る!というような一昔前のようなドラマを見たいものです。大きなミスをしてしまったら乗り替わりも必要かもしれませんが…。

資本のある組織の力によって変わってしまうのもちょっと複雑ではありますが、体制を変えるだけの力をもしかしたらDMMバヌーシーというシステムは持っているかもしれません。
まだ細かい情報やWEBサイトがオープンしていないので情報待ちの状態ですが、競馬好きな人もそうじゃない人も、ゲーム好きなら今後必見のサービスになるかもしれませんよ!

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しーまん

しーまん

「かの地から」のWEB&ECサイト構築、デザイン等を主に行っています。時間を効率的に使っていかに家族と過ごす時間を増やすかに毎日悩み中の、山口県岩国市在住1980年生まれの新米お父さんです。

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