突然ある日、事故に遭遇。緊急電話の番号…きちんと分かりますか?

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事故に遭遇したら救急車を119 知識

あなたは事故現場に遭遇した事、ありますか?
僕は今までそんな場所に遭遇した事がなかったんですが、去年の暮れにそんな場面に出くわしました。

 

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突然事故現場に遭遇しましたto

去年の暮れのある日、うちの婆ちゃんの見舞いに行ったのですが、(婆ちゃんについてはこちらの記事を参照:祖母が認知症になるまでと、これからの事)駐車場に近づいたその時自転車が倒れているのを見つけました。その横には座って何かしている年配の女性らしき人影が。

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車で近づいてみると、お婆さんである事が分かりました。どこかを打ったらしく顔の左側をハンカチで押さえていました。急いで車を邪魔にならない場所に停めて駆け寄り

「大丈夫ですか!?」

と声をかけて驚きました。
ハンカチは血で真っ赤に染まって、よく見ると地面や自転車も血まみれです。

え?え?と思いながらも(人の血を見たのが数年ぶり)「どうしたんですか!?」と聞くと「あ…大丈夫…ブレーキが効かなくて止まらなくて…。」という事で、つまり坂道でブレーキをかけようとしたがかからず焦る内にバランスを崩して転倒。そして縁石に顔をぶつけて血が出た。という事のようでした。本人の話からすると相手がいるわけではなく単独の事故という事です。

大丈夫と言いながらも頭を打っている可能性もあるので「こうゆう時に呼んでいいものなんだろうか」と少し思いはしたんですが救急車を呼ぶべきだと思い、「ちょっと…救急車呼びましょうね」とお婆さんに伝えました。ところが戦争世代の人の我慢強さというのか「大丈夫ですから」と言うんです。

僕「いやいや、これは救急車呼びましょう」
お婆さん「いや、大丈夫ですから」
僕「いや!これは呼ばないと何かあったらいけませんし」
お婆さん「ちょっと血が出ただけですから、大丈夫ですから」
と押し問答が続きます。うちの婆ちゃんもそうでしたが、我慢するというかなんというか。それでも救急車呼ばないと…と話していると自宅へ電話してくれたら夫がいるからというので電話番号を聞いて電話しましたがどうやらテレビを見ているらしく電話に出ません。

「よし、じゃあ救急車呼びますから!」とそこで救急に連絡…と思ったんですが…

 

救急車を呼ぶ電話番号って何番だっけ?

まさかの電話番号が分からない。「119だっけ?あれ?117?あれ??」と軽くパニック。
いや、ほんと笑えないんですよこれ。こっちもドキドキしてるし舞い上がってるし手も震えてるしで本当に分からなくなってしまいます。そして、仕方ないのでグーグルを開いて「救急車 電話番号」でググる始末でした。でも本当に分からなくなるんだからしょ
うがないですよこれ…。

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ちなみに救急車を呼ぶ正解は「119」です。

分からないから警察へ「110」しようかと思いましたよ。
今回のように急を要するような場合でなければどちらでもいいかもしれないんですけど(実際、警察もやってきた)、最初から119番へ電話する方がスムーズなはずです。

救急へ事故の状況と場所を伝えると、来てくれる事になりました。僕も一緒にいてくださいという事だったのでそのまま僕も一緒にいる事にしました。お婆さんに怪我の具合を少し見せてくださいと伝えて傷口を見せてもらったんですが、ボクサーがパンチで切ったような目の上の傷といえば分かりやすいでしょうか…。瞼も落ちてきているしパックリ割れていました。これは縫わないとダメだろうな…。と思いながら、普段介護をしているプロの人の指示も仰ぎたかったのでうちの婆ちゃんの入っている施設の職員さんを呼びに行きました。事故をした場所もある意味運が良かったと思います。

 

現場は出来るだけ保存しておいた方がいい

施設に入って「あの、そこでお婆さんが事故を起こして血が出てます。救急車を呼びました!」と職員さんに伝えると施設の職員さんが「え!?大丈夫ですか!?」と大騒ぎになりほぼ総出で救急車が来るまで一緒にいてくれました。これは心強かった。
救急箱から止血するための処置をしてくれる方、自転車を移動させてくれた方、掃除をしてくれた方、いらっしゃって「これだけ人がいれば安心だな…自分も助かった気持ちだ…」と思ったんですが…。

よくよく考えると当然なんですが、綺麗にしておいてあげたい気持ちがあっても現場保存をするべきでした。でないと実際の状況が分からないですもんね…。でも事件性もないので特におとがめは無しでした。

到着した警察の方から僕は事情聴取を受けどんな状況だったのか等を根掘り葉掘り聞かれました。第一発見者なので、ある意味容疑がかかってるような感じで話を聞かれたんですがこれはしょうがないかなと思います。完全に潔白なのは本人の話からも明らかだったので良かったです。これで本人が意識を失ってたりしたらかなり事情聴取が長かったのかもしれませんが…。なんにせよ無事で良かったです。

そんなこんなでお婆さんは、救急隊員が電話して呼んだ旦那さんと一緒に病院へ救急車で運ばれていきました。後日、無事だったと婆ちゃんの施設の職員さんから話を聞きました。良かった良かった。

 

緊急連絡先の備忘録

さて、今回の反省点としては「気が動転したこと」もありますが、「電話番号が分からず余計に気が動転したこと」でした。なので今一度緊急電話をまとめてみたいと思います。今更かもしれませんがこれを読んだのを機に確認してみてください。

警察110
救急・消防119
海上事故118
緊急以外の警察#9110

 

警察って緊急以外の電話番号もあったんですね。初めて知りました…。これは110へ免許の更新の仕方を聞く電話がかかってきたり、迷惑メールでお金を請求された等の相談がかかってきたりするために緊急でない専用の相談番号を設けたんだそうでわ

今回新たに知った番号も加わって余計パニクりそうな予感もしますが、事故現場に遭遇して一番大事なのは「落ち着く事」だと今回学びました。みなさんに「もしも」が起こった時に、これを思いだしてまずは落ち着いてくださいね。