岩国【Club YOLO】アメリカと日本が交錯する場所「岩国」の夜を遊んでみた

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Club YOLO iwakuni 音楽

クラブってなんか怖い。悪そうな人がいっぱいいそうだし、なんだか怪しいムード満点な気がする。正直何すればいいのか分からないですし「よく分からない場所」でした。
クラブに限らず、初めて行く場所や知らない場所って怖いものですが、今回は地元岩国にあるクラブ「YOLO」に初潜入したのでご紹介します。

今回、YOLOに行くきっかけになったのは友人がDJをやるからです。その友人が回す所を見た事も聴いた事もなかったので、興味もあって行ってみる事にしましたよ!

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岩国基地近くにあるYOLO

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YOLO。聞いた事のない単語です。この名前ってどんな意味なの?と聞いてみると

「You Only Live Ones」(人生一度きり)

という意味の頭文字なんだそうです。いい言葉じゃないですか。だから目一杯楽しもうよ!って事でしょう。

場所はこちら。1階はSAKOというサンドイッチ屋さんですが、なかなか美味しいと評判らしいです(こちらも近々レポート出来ればと思ってます)。

 

ついに友人のDJタイム開始

今回初めてDJという物を間近で見たんですが…。予想以上におもしろいですね。見てても楽しいので、実際にプレイする人はもっと楽しいんだろうなと感じました。ライブハウスしか経験のない僕としては、新鮮な経験で楽しかったです。具体的にどういう事かというと…

Macブックとターンテーブル

ターンテーブル。聴いた事ある機材の名前です。みなさんイメージするのってレコードを回しながらキュッキュッてやるアレですよね。きっとこんなヤツ。

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で、僕もこんなのを想像してたので「DJやるって事はレコードをハードケースにいっぱい入れて持ち運ぶんだろうな…大変そうだなぁ…」と思っていたのですが、全然違いました。

実際は、Macブックの中に入っている曲(iTunes)をターンテーブル兼ミキサーに送って音を流す仕組みのようです。DJテーブルはこんな感じです。なんとなく近未来感もあってカッコいいと思いませんか?

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その日はDJが4人いたらしく、DJテーブルの上には最終的に4台のMacブックが置かれていました。Windows派の僕は、すかさず友人に「なんでみんなMacブックなの?」と尋ねたんですが、「うーん、機材との相性とか?」という答え。どうも曲の入手経路がiTunesからなので、同期したりするのも簡単で使い勝手がいいからみたいです。

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「見た目がいいのもあるけどね」と、正直な意見も。確かにMacにとターンテーブルの組み合わせは、なんだかカッコいい。Windows派の僕も素直にそう思います。

お客さんの98%はアメリカ人

岩国市は米軍基地があるので、外国人の方がとても多いです。この日のお客さんは150人くらいいたんじゃないかと思いますが、98%は外国人。

白人、黒人、アジア人…と人種は色々ですが、ここまで外国人に囲まれるのは初めての経験です。いつもこの中に1人で身を置いてる友人は凄いなとちょっと尊敬しました。英語が出来ないのにアメリカに一人旅するだけはあります。

そして当然といえば当然なんですが、面白かった事として、外国人を観察していると「ノリノリの人」と「場に溶け込めない人」がいるようで、何人かで同じダンスをして楽しんでいる人もいれば隅っこでフロアを見てる人もいました。これは万国共通ですね。

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途中でレゲエダンサーの女性によるショータイムもあったんですが、お相手としてステージに上げられた黒人男性がどうしたらいいか分からず固まってしまっていたのも印象的でした。

男性が仰向けに寝そべったその上で女性が男性に跨がって踊るんですが、あれは固まってしまうだろうなぁ…。お客さんは「近くで見たい!」とばかりにみんなステージに近付いて釘付けでした。この状態では誰でも固まりそうです。

友人曰く、クラブでの楽しみ方は人種によっても違いがあったりするらしく黒人の人は「クラブ=音楽・ダンス」で白人の人は「クラブ=音楽・酒」の傾向もあるんだとか。

ダンスと言っても、いわゆる本格的なダンスじゃなく、リズムに乗せて体を揺らす感じ。気持ちが大切なんです。

「あ、こんなんでいいんだ?」と新しい発見でした。アメリカ人ってダンスパーティーとかいっぱいありそうでみんな上手そうじゃないですか。あんまり関係なさそうだったのでクラブって意外と敷居が低いんだなと。

余談ですが、途中でスラーッとした背の高い黒人の人が入ってきたんですが、この人めちゃめちゃカッコ良かったです。
黒いロングコートにマフラー、白いスリムパンツに黒いハット。僕がやっても身長がないので似合わない羨ましいファッションとスタイルでした。

と思いきや「日本人彼女募集中」と書かれたパーカーを来てる人もいたりして。外国人のファッションも新鮮なので見てて楽しかったです。

良くも悪くも分かりやすい反応

さて、肝心のDJですが…正直レゲエが分からないので「よく分からなかった」という事になってしまうんですが、1つだけよく分かった事があります。それは、お客さんは正直な反応をするということ。

外国人なので反応もオーバーリアクションだったりもしますが、好きな曲や「いい感じ」と感じる曲だといたる所でみんな踊り出します。逆に、あんまりだと全く踊らなかったりします。

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この日は50曲くらいをかけたみたいですが、毎曲ごとに反応を見ながらヒヤヒヤするんだろうなぁと感じました。

かける曲も、サビばかり流すDJもいれば一番だけをかけるDJもいるのでDJにより変わるんですが、大変だけど反応も直に見れて面白そうな役割ですよね。

世界を広げるのは自分自身

奥手で人見知りな、ザ・日本人の僕ですが、今回初めての場所で初めての経験をして改めて思ったのは「世界は広がっていて、その世界を広げるのも狭めるのも自分次第」ということでした。

地元が米軍基地のすぐそばなのでアメリカ人向けの店もたくさんありますが、ほとんど行った事がありません。

CoCo壱番屋にアメリカ人がたくさん訪れている場面に何度も出くわしているんですが(ほぼ満席で全てアメリカ人の場合もあります。カレーは人気みたいですね)、アメリカ人は日本人のコミュニティにも普通に入ってきてくれますが、逆はあんまりないのかもしれません。

地元ならではの文化や楽しみも、もっともっとありそうなので、積極的に楽しみに行きたいと感じた夜でした。

 

【この日の散策コース】Club YOLO→Rib House→スナック若水(全て岩国市川下内)