BABYMETALの魅力について熱く考えてみた

スポンサーリンク
音楽

へヴィーメタル。
「人気」とは言い難い音楽ジャンルであり、正直言って閉塞感のある行き詰った音楽ジャンルの1つだと個人的には感じています。

しかし、その中で戦い続け、時には批判も浴びながらも世界的な人気を得たのがBABYMETALです。

声を大にして言います。大好きなんです。

 

スポンサーリンク

ある日偶然、メギツネと出会った

思い返せば3年前、Youtubeのサムネイルに表示されていた「メギツネ」(2013年6月公開)からファン歴がスタートしました。

BABYMETAL – メギツネ – MEGITSUNE (OFFICIAL)

重低音のギターとドラム、そして三味線の音で始まるイントロの時点でガツンと来ちゃったわけなんですが、能の舞台で踊りながら「ソレ!ソレ!」と合いの手が入るアイドル路線バリバリの女の子達とのギャップ。

多分みなさんと同じ「え?何これ?」が第一印象でした。別にアイドルが特別好きなわけじゃない。
でも、次々にBABYMETALの動画をクリックする事をやめられない止められない。

現在普通に海外展開しているBABYMETALですが、PVといい曲調といいメギツネは確実に海外へ向けた作りになっているのを感じました。
メロイックサインをBABYMETAL風にアレンジしたFOXサイン(キツネだお)にしても、女の子達がメタルの基本として教えられた際に何気なくキツネにして遊んでいたのを見て採用したそうですが、きっと色々な事がその瞬間に頭の中で繋がったんだろうなと
考えると面白い。

で、実はこのメギツネの前に一度だけBABYMETALの動画を見た事がありました。
「メタルとアイドルを融合させたユニット誕生」みたいなブログ記事で、クリックして1分くらいで動画を見るのを止めました。
その曲がこれ、「ド・キ・ド・キ☆モーニング」(2012年11月公開)でした。

BABYMETAL – ド・キ・ド・キ☆モーニング – Doki Doki☆Morning (OFFICIAL)

なぜ見るのを止めたかというと、女の子達が余りに幼くて「大人がやらせている」のが見えたような気がしたからです。今では大好きな曲ですが。

でも、その頃ほんとにここまで続けられるグループになるとは思わなかった(これはマーティフリードマン氏も言ってましたね)。下手をすると1年くらいで終わってしまっててもおかしくない。

あの頃からやってるから彼女達の今があるし、「少女」というステータスも現在持っているわけで、全てが奇跡的に結び付いたグループだなぁと思うわけです。

横で踊る2人、YUI-METALMOA-METALに関して初見の人に「この2人いらないじゃん」と言われたりするのですが(実際何回か言われた)、この2人のダンスのキレと合いの手や歌声というか声質の子供っぽさが更にBABYMETALの音楽を素晴らしい物にしているのに気付くはずです。

この2人がいるから絶妙なバランスで成り立ってる部分がBABYMETALにはあると思っていて、きっとSU-METALだけのソロアイドルだったとしたら今のような世界中での「現象」は起こっていないんじゃないでしょうか。

もちろん、SU-METALのアイドル離れした抜群の歌唱力と神バンドの演奏力が根幹の魅力としてあるのですが。踊りながらここまで口パクじゃなく歌える人って日本に何人もいないんじゃないかと思います。

 

BABYMETALを知ってからはYoutubeで動画を見まくった

メギツネの後に、関連動画でPVやライブを見まくるわけですが、音楽性に惚れ込んでしまいました。
特に「いいね!」「イジメ、ダメ、ゼッタイ」(共に2012年11月公開)は衝撃的だった。個人的にはLINKIN PARK以来の衝撃。なんで自分はもっと早くこの子達の曲に辿り着かなかったんだと思ったものです。

「いいね!」はユーロビートとへヴィメタルを融合させたようなイントロから始まり、途中でヒップホップパートを挟んでデスメタルに変わるという色々なジャンルをミックスした曲です。

BABYMETAL – いいね!- Iine! (OFFICIAL)

自分のバンドをやっていた頃、1つのバンドは1ジャンルというのがどうにも納得出来なくてメロコアをやったりエレクトロニカをやったりスカパンクをやったりロックをやったりしてました。1回のライブで5ジャンルくらいやってたような気がします。でも、1曲にまとめる事はしなかったのでこの曲には驚きました。

そして「イジメ、ダメ、ゼッタイ」のピアノから始まる流れは日本のバンドで言えばX JAPANでしょう。その流れを受け継ぎながらアイドルっぽさも残した名曲だと思います。この曲はライブが最高です。

BABYMETAL – Ijime,Dame,Zettai – Live at Sonisphere 2014,UK (OFFICIAL)

2014年のSonisphere映像ですが、泣けます。泣けるメタルっていうのも珍しいけど。
なぜかBABYMETALを見てると涙腺が弱くなってしまうのですが、声だったり楽曲だったり、琴線に触れる物があるんだと思います。それはもしかしたら、彼女たちの夢の行く末を一緒に追体験しているような錯覚から来るのかもしれません。

今見返しても「信じられない」の一言なんですよね。マンガの世界の話というか、現実感がないというか。この時彼女たちは15歳とかですよ。15歳の時なんて何してましたか?
日本の国旗がフロアで堂々と掲げられているのも、きっとステージ上から見てても嬉しかったんじゃないかなと思います。

 

BABYMETALは偏見を捨てて聴いて欲しい

どうしても「アイドル」いう括りのためか、「BABYMETALっていうアイドルが好き」というと引かれる事が多いです。もしくは笑われるか。そうそう、っていう人、多いんじゃないですか?

そんな反応を受ける度に、「もったいないなぁ」とか「損してるなぁ」と思います。アイドルという括りだというだけで受け入れないのってやっぱり排他的だと思うんです。

女性アイドルで、しかもまだ10代なので性的な対象となってしまいそうな所を懸念するかもしれませんが、BABYMETALファンで彼女たちをそんな目で見ているファンはほぼ皆無だと思う。実際にそんな見せ方や売り方もしていませんしね。

あまり真面目に考えず、とにかく楽しんで欲しい。そうすれば世界中で受け入れられている理由も感じると思います(あくまで人が聴いてるから聴くとかじゃなく)。

YOUTUBERS REACT TO BABYMETAL

この動画が公開された時も真っ先に見ましたが、英語が分からなくても反応が良く分かって最後にはほとんどの人がノッてる。

すごくいい動画だと思うのでぜひ見てみてください。

BABYMETALの名前を一躍広めたのは、やっぱり「ギミチョコ」(2014年2月公開)でしょう。うちの子もこの曲が好きで、チョコレートのお姉ちゃんだと思ってるようで「チョッチョッチョッチョッチョコレー♪」とよく歌ってました。

BABYMETAL – ギミチョコ!!- Gimme chocolate!! (OFFICIAL)

ギミチョコは元THE MAD CAPSULE MARKETSのTAKESHI UEDA氏が作曲をしていて、確かに聴くと曲構成や音にMADの匂いがプンプンします。作詞もきっとMADを意識したんだろうなと言う感じで「チョ」というフレーズがいたる所に存在します。

THE MAD CAPSULE MARKETSは高校生時代から大好きなバンドでしたが、まさかUEDA氏の楽曲が世界的な注目を集めるのがアイドルへ楽曲提供した時になるとは考えもしませんでした。

The Mad Capsule Market's – 神KAMI-UTA歌

海外でも、もしかしたら子供の方が偏見もなく受け入れるスピードが速いのかもしれませんね。実際に海外でのお客さんの年齢層も幅広いみたいです。

また、「BABYMETALはメタルじゃない」みたいな意見も過去に何度も見ました(今でもかもしれないけど)。
でもそんなの問題じゃないくらい音楽としてもグループとしても完成されてて、物凄く訓練されてると感じます。完全なプロですよね。

そもそも音楽って楽しむ物のはずですし、雑誌のメタルハマーなんかにしてもおそらくは閉塞感のあったメタルの世界に風穴を開けて新しい可能性を引っ張り出したからBABYMETALを推してるんじゃないでしょうか。

メタルハマーと言えばメタルワールドカップを開催した時なんて海外の荒れ様が凄かった記憶があります。
大荒れになりながらも、その時にアップされた動画がこちら。

Our reaction to Babymetal winning the Metal Hammer World Cup…

英語は分かりませんが意味は分かります。

 

いつの間にか保護者のような気持ちになってしまった

メギツネから始まったりギミチョコから始まったり、最近で言えば「KARATE」(2016年3月公開)から始まった人もいるかもしれませんね。

BABYMETAL – KARATE (OFFICIAL)

PVやライブ映像を漁っていくと、彼女たちが本当に小さな頃から努力して今に結びついてるのが分かってきます。さくら学院の動画にもいつかぶつかりますし。
そうなると不思議な事に、「保護者」みたいな目で彼女たちを見るようになってくるというか…。

さくら学院のファンの事を「父兄」と呼ぶそうですが、BABYMETALファンの中にもすっかり父兄化してる人がたくさんいると思います。

この父兄みたいな気持ちを2014年に海外ツアーをした時に凄く感じました。
フランスは日本文化がアニメ文化のような形であるから問題なく受け入れられるとして、ドイツは大丈夫なのか?メタルフェスのSonisphereは大丈夫なのか?

そう思ったのは僕だけじゃないはず。
ペットボトルを投げ込んで来るヤツがいたらどうしよう…ブーイングを浴びたらどうしよう…。大丈夫だろうか…と、自分の事のように心配になったものです。

実際はどうだったかというと、観客も笑顔で友好的。そして何よりも彼女たちのステージが実に堂々としたもので言葉にならなかったくらいでした。※上記のイジメ、ダメ、ゼッタイSonisphere映像を参照

立派になったなぁ。とか、体には気を付けてね。とか、日本海外問わずファンがそんな風に思うアーティストやアイドルってのも珍しいでしょう。

ファーストアルバムの後でなかなか新曲が出ずにいましたが、「Road of Resistance」(2015年5月公開)がYoutubeで公開された時は興奮しました。めちゃめちゃカッコイイじゃん!っていう部分と、やっぱり「立派になったなぁ」という部分と。

そんな気持ちがあるから、頑張ってる少女達を笑うような人に憤りを感じるんだと思います。

BABYMETAL – Road of Resistance – Live in Japan (OFFICIAL)

 

イギリスのウェンブリーアリーナ会場を埋めた初の日本人

そしてついに2016年4月にセカンドアルバムMETAL RESISTANCEが発売され、ウェンブリーアリーナ(1万2千人会場)で日本人初のライブを大成功させました。元々日本人初としてX JAPANが公演するはずでしたが、ギタリストのPATAさんの病気なんかで取
りやめになりBABYMETALが日本人初となった経緯があります。

ライブ自体も成功しましたが、どうやらウェンブリーアリーナでのグッズ販売の記録が過去最高だったそうで、次はO2アリーナ(2万人会場)か?なんて言われたりしています。

チケットが発売された時の実況なんかも見てましたが、売れていくスピードがめちゃめちゃ早かった。その時点で成功が予想されましたが、KARATEみたいな曲が発表された事で外国人ウケが今後加速するんだろうなと思います。

BABYMETAL Fan Club Travels To England: BABYMETAL @ SSE Wembley Arena

…と、さも当たり前のように海外展開が進んで行っていて「普通」になって、信じられない事を彼女たちがやっているのを忘れそうになってしまいます。

10代のアイドルが海外でライブするのは普通じゃないし、大人も子供もお客さんとして呼び込めるのも普通じゃない。海外で1万2千人を集めてワンマンライブが出来るのはもっと普通じゃない。

そしてアメリカの人気番組 The late showにも出演。

YouTube

BABYMETALはBABYBONEからキツネ楽団を経て現在の神バンドになりましたが、神バンドの超一流の演奏力だけでなく時に笑顔で演奏する所も僕は好きです。

今後、現象が更に加速していって新しい伝説を次々に打ち立ててくれるんでしょう。
それが凄く楽しみだし、1ファンとしても同じ日本人としても誇りに思います。