35歳、初心者に戻ってギターを始めてみよう!~エフェクター&アンプ編~

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音楽

前回に引き続き、昔弾いていたギターを再開しようとsquier(スクワイヤー)のギターを購入した僕ですが、購入前から一つ問題がありました。
それは「どうやって音を出すのか?」という事です。

初心者ながら、せっかく買ったエレキギターです。音を出したいですよね。
ギターはシールド(ケーブル)を介してアンプに繋ぐのが一般的ですが、いくつかのパターンが考えられます。

 

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エレキギターの音をどうやって出すか?

ギター&アンプ直のパターン

ampchoku

一番理想的なパターンではありますが、パワーのあるアンプでないと歪ませる事もままなりません。そして何より、夜にギターを弾きたいおじさんギタリストは騒音で「近所迷惑」になるかもしれません。

場所を取る度合い
★★☆☆☆

ギター&コンパクトエフェクター&アンプのパターン

efekuamp

これもいいんですが、コンパクトエフェクターを買っていくとお金がいくらあっても足りない気がします。ギター&アンプ直よりはいい音が出るのは間違いないでしょうが…。そして配線やなんやらでかなり場所を取りそう。ボードに入れてしまえばいいんでしょうが、出しっぱなしっていうのもねぇ…。弾きたい時に弾いてあまり片付けにも手間がかからない方が嬉しいです。

場所を取る度合い
★★★★★

ギター&マルチエフェクター&アンプのパターン

efekuamp2

音作りが楽しいマルチエフェクター。しかし良く考えてみました。「じっくり音作りする時間はあるの?」「そんなに機能が必要なの?」

…。時間もないし使いこなせないかも…。パソコン机のキーボード付近に置くにしても、パソコンモニターも机の上にあるので買うならモニターアームも買う必要があるかもしれません。

机の上がスッキリするから近々欲しいんですけどね、モニターアーム。

場所を取る度合い
★★★★☆

ギター&マルチエフェクター(アンプシュミレーター付き)&ヘッドフォンのパターン

efekuhead

これ、一番の候補でした。スタジオに持っていけばクオリティの高い音が出せると思うし、家の中でもヘッドフォンで繋げばいい音質でギターが弾けそうです。
しかし難点は「価格が高い」という事。これは最大のネックです。

場所を取る度合い
★★★☆☆

 

ギターで3万円、エフェクターで3万円、アンプで3万円?

上記のように色々考えてみると、割とマジになってやろうと思うと「ギター、エフェクター、アンプ」が必要になってきそうです。各3万円で合計9万円かかる見込みです。

うん、これは無理だ。
だいたいギターを3万円で安く安く買ったのに、他で6万円も使ってしまうと本末転倒です。

そもそもアンプで3万円とかないだろ…。と思っていたのですが、探してみるもんですね。YAMAHAの「THR10」というシリーズを見つけました。

 

3万円のアンプYAMAHA「THR10」

いくつかのアンプシュミレーターとエフェクターを内蔵していて、音も結構いい感じです。持ち運べるサイズなので重量も2.8kgと、かなり軽い。
エフェクターも内蔵された「YAMAHA THR10」の動画を見てみてください。

Getting Classic Sounds With The Yamaha THR10

歪みにこだわった「YAMAHA THR10X」

Keith Merrow and Wes Hauch- Yamaha THR10X Practice Amp Demo


本当は、最初はYAMAHA THR10にしようと考えていたのですが、場所をなるべく取りたくないので(毎回移動させるようなのも面倒)今回は購入を見送りました。

 

場所を取らないエフェクターはないものか?

場所を取りたくないし、面倒なのも嫌だ…と考えていく内に「そうだ、パソコンに繋いで弾いたらアンプいらないじゃん」と、ふと思いました。
(実際はアンプの方が絶対いい音するのは分かるんですが…)

パソコンにどうやって繋ぐのか分からないので色々調べていくと「インターフェイス」という物が存在する事を知りました。で、その流れで「スマホに繋げられないか?アプリとか実はあるんじゃないの?」と検索してみると「Amplitube」というアプリを発見しました。これは無料アプリなのですがパソコン版もあるらしく、そちらは1万5千円くらいみたいです。

アプリがある事が分かったので、ギターを繋ぐためのインターフェイスを探さなければいけません。そこでAmplitubeに対応している「iRig」から、androidのスマホを使っているので「iRig UA」を買う事にしました。

IK Multimedia iRig UA

IK Multimedia iRig UA – Guitar Effects Processor for Android

irigrei

接続の流れとしては上記のような感じです。接続端子は

ギター入力端子
ヘッドフォン端子
ヘッドフォンボリューム調節
microUSB端子
AUX端子

と、かなりシンプルですよね。AUX端子にオーディオ等を繋げば音楽に合わせての演奏も可能です。
細かすぎる音作りには向いていませんが、場所を取らないので「とにかく弾きたい」人にはおすすめです。結構遊べるいい音出してくれますよ。

スタジオにギターを持って行くにしても、すごく身軽になるんじゃないかと思います。スマホは常に持ち歩くものですしね。

sirigua_lifestyle_DSC01896

デジタル=苦手って方もいると思うんですが、実機のようにエフェクターのON/OFFとツマミをいじって音作りをするだけなので簡単に設定が可能です。
僕みたいにアンプにもエフェクターにもお金をかけたくない!そして場所を取らずに弾きたい!という人にはおすすめのアプリ&エフェクターのシュミレーターでした。

僕はAUX端子を使わずにiRig UAのヘッドフォン端子からパソコンのマイク端子に接続して弾いていますが、これならパソコンでyoutubeを流しながら一緒に弾いたりも出来るのが嬉しいところ。
スタジオで音を出したい時はiRig UAのヘッドフォン端子からミキサーに音を流してもいいですし、ヘッドフォン端子からギターアンプに接続も出来るんじゃないかと思います(まだ試してませんがおそらく可能)。

という事でギターはsquier(スクワイヤー)、エフェクターはiRig UAで合計4万円弱でギターを弾く環境が整いました。
30代のカッコイイおじさんギタリスト目指して夜な夜な練習していこうと思います。

 

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