室内でも危険!熱中症対策と予防。

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知識

こんにちは。かの地から代表の嶋田です。

もうすっかり暑くなり夏が近づいてきましたね。連日ニュースで見る「熱中症で○○人緊急搬送」。「2016年6月27日から3日までの1週間に全国で2847人が熱中症で搬送され、6人が死亡した」と発表されています。

搬送者数は昨年同時期の5倍を超えたとされており今からまだまだ暑くなってくるので、予防と対策が必要となってきます。

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熱中症予防

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「水分を」こまめにとろう

のどがかわいていなくても、こまめに水分をとりましょう。スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料(経口補水液など)は水分の吸収がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にもつながります。

経口補水液の1日当たりの摂取量目安です。

自分で作る経口補水液もオススメですよ。

「塩分を」ほどよく取ろう

過度に塩分をとる必要はありませんが、毎日の食事を通してほどよく塩分をとりましょう。大量の汗をかくときは、特に塩分補給をしましょう。ただし、かかりつけ医から水分や塩分の制限をされている場合は、よく相談の上、その指示に従いましょう。

一日の食塩摂取量について

★健康な成人の場合の一日の食塩摂取量:
男性 : 8.0g未満  女性 : 7.0g未満
(2015年4月からの厚生労働省推奨食塩摂取量の目標量)

★高血圧の治療を要する人:
6g以下  (高血圧治療ガイドライン2014年版より)

★腎臓疾患者の場合:3~6g以内
(厚生労働省 慢性腎臓病(CKD)PDF資料より)

「睡眠環境を」快適に保とう

通気性や吸水性の良い寝具をつかったり、エアコンや扇風機を適度に使って睡眠環境を整え、寝ている間の熱中症を防ぐと同時に、日々ぐっすりと眠ることで翌日の熱中症を予防しましょう。

睡眠も大切ですよね。僕は昔からですが、夜更かしをすると翌日の仕事に支障が出てはいけないので、しっかりと睡眠をとるように心がけてます。

「丈夫な体を」つくろう

バランスのよい食事やしっかりとした睡眠をとり、丈夫な体をつくりましょう。体調管理をすることで、熱中症にかかりにくい体づくりをすることが大切です。

お昼ご飯にも最適なレシピがオススメです。

僕は梅干が苦手ですが、子供達にもこのレシピはいいと思います。

熱中症になったら?

 

 

炎天下にいる時や暑い部屋にいる時などに吐き気頭痛があれば、熱中症を疑ってください。自分で対応ができそうであれば、すぐに応急処置を行います。また、熱中症のサインが見られる人を発見した時にも早急に対応しましょう。

涼しい場所に移動する

建物が近くにない場所にいる場合、木陰に移動します。建物があるなら、エアコンが効いた屋内に入りましょう。

衣服を緩める

服を緩めて風通しを良くします。楽な状態になるようにベルトやバンドは緩め、ネクタイなどは外してください。

身体を冷やす

タオルを濡らして顔や手足に当てたり、うちわなどで扇いだりして身体を冷やしましょう。

首、腋窩(腋の下)、鼠径(足の付け根)には大きな動脈があり、ここを冷やすと体温を下げることができます。保冷剤など冷やせる物があれば、ここに挟んで体温を下げましょう。

水分を補給する

汗が大量に出ている場合は、水だけ補給するとけいれんが起きる場合があります。できるだけ、塩分も入ったものを飲みましょう。市販のスポーツドリンクなどでも構いません。

ただし意識障害がある人の場合、無理やり水分を取らせようとすると誤嚥する可能性があるので、救急車を呼んでください。

熱中症の症状とは?

室内に居るから大丈夫!ではないです。自分自身、周りの人の様子も気にかけて見ておくと早期発見に繋がります。

めまいや顔のほてり

めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出たら、熱中症のサインです。
一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状が出る場合もあります。

筋肉痛や筋肉のけいれん

「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。
筋肉がピクピクとけいれんしたり、硬くなることもあります。

体のだるさや吐き気

体がぐったりし、力が入らない。吐き気やおう吐、頭痛などを伴う場合もあります。

汗のかきかたがおかしい

ふいてもふいても汗がでる、もしくはまったく汗をかいていないなど、汗のかきかたに異常がある場合には、熱中症にかかっている危険性があります。

体温が高い、皮ふの異常

体温が高くて皮ふを触るととても熱い、皮ふが赤く乾いているなどの症状も熱中症のサインです。

呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない

声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をする。または、体がガクガクとひきつけを起こしたり、まっすぐ歩けないなどの異常があるときは、重度の熱中症にかかっています。すぐ医療機関を受診しましょう。

水分補給ができない

呼びかけに反応しないなど、自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な状態です。この場合は、無理やり水分を口から飲ませることはやめましょう。すぐ医療機関を受診しましょう。

熱中症対策キットも事務所などにあれば安心ですね。

まだまだ書き足りませんが、少しでも「自分は大丈夫」の意識を変えてみると熱中症対策になると思います。